アメリカ映画の祭典、アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた山崎エマ監督が想いを語りました。
23日、アカデミー賞のノミネートが発表され短編ドキュメンタリー賞には山崎エマ監督の「Instruments of a Beating Heart」がノミネートされました。
2021年度のコロナ禍の日本の公立学校で過ごす子どもたちと、教師の姿を描いた短編の作品です。
また、児童や教師の自然な様子を撮影できるように1年間で150日間の撮影を行うことでカメラを意識しないようにさせたということです。
作品の中では、児童や教師が楽器の演奏発表に向けて取り組む姿などが描かれていて、山崎監督は作品を通して日本の教育に光を当てたかったということです。
山崎監督は「勉強するだけならオンラインでやればいいが、日本の教育のやり方としては人の中で、人と共にしか学べないことがある。社会に入っていく練習みたいなことをする行事を、コロナ禍でも形を変えてでもやれたこと、当時、正解が分からない中で、皆さんが模索してやった1つの形が撮影できて良かったと思っている」と語っています。
授賞発表は、3月2日にハリウッドで行われます。
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