ブラジル南部のサンタカリーナ州で、大雨による洪水が発生し、極めて深刻な被害が出ている。州は非常事態を宣言、地元メディアは1人が死亡し、1000人以上が避難したと伝えている。現地では24時間態勢で救助活動が続いている。
胸の辺りまで水に浸かり犬を救助する人も
ブラジル南部サンタカタリーナ州の街・フロリアノポリス。

海沿いにあり観光地としても人気の場所だが、美しい街の様子は大雨により一変し、至る所が水浸しとなっていた。

被害の様子が撮影された映像には、冠水した道路を走る車が確認でき、周囲にはサイレン音が響き渡り、車は水しぶきを上げながら走っていく場面があった。

カメラが捉えたのは、辺り一面冠水した街を歩く男性の姿。

その男性は、胸の辺りまで水に浸かりながら右腕で犬を抱きかかえている。男性は、冠水した道を慎重に歩きながら犬を救出した。
1000人以上が避難し24時間態勢で救助活動
雨が降りしきる中、道路を進む車から撮影された映像には、道をふさぐように横転した車が捉えられていた。

レスキュー隊が到着した住宅では、浸水した1階部分で女性が1人、助けを待っていた。
サンタカタリーナ州は、非常事態を宣言。
地元メディアは1人が死亡し、1000人以上が避難したと伝え、現地では24時間態勢で救助活動が続いている。
(「イット!」 1月21日放送)
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