岡山市出身の財界人で行政改革にも力を尽くした土光敏夫さんの功績を記念した弁論大会が1月11日、東京で開かれました。

(弁論)
「私はこの活動を通して貧困の連鎖を断ち切ることが目標。人口減少が進む今だからこそ誰も取りこぼされない社会に変えていくべきではないでしょうか」

今回で41回目となる土光杯全日本青年弁論大会は「人口減少社会にどう立ち向かうか」をテーマに10人の弁士が熱弁を振るいました。

審査の結果、最優秀賞の「土光杯」は貧困の連鎖を断ち切り選択格差をなくすことを訴えた法政大学4年の藤井瞳さんが受賞。土光敏夫さんの出身地、岡山にちなんだ「特別賞岡山賞」は公務員の小澤佳奈さんが受賞しました。

この大会は土光敏夫さんの功績を記念し、1985年に始まったものです。

岡山放送
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