熊本県はインフルエンザに感染した人の報告数が過去最多を記録したと、1月9日に発表した。警報レベルを超える状況は続いていて、引き続き感染対策の徹底を呼びかけている。
インフルエンザ感染者数が過去最多
熊本県によると、12月29日までの1週間に熊本県内79の医療機関から報告されたインフルエンザの感染者数は7312人で、統計が残る2003年以降最多を記録。1定点当たりの感染者数は全国4位となった。
また、年末年始を含む今月5日までの1週間では3782人で、12月下旬以降『警報レベル』を超える状況が続いている。年代別で見ると10歳未満が最も多く、次いで10代、50代となっている。
熊本県は「新学期が始まるなど集団で生活する機会が増えるとして『感染しない』『感染させない』ことを意識することが重要」と強調。定期的に換気をし、場面に応じて適切にマスクを着用するなどの感染対策を徹底するよう呼びかけている。
（テレビ熊本）
