宮崎国スポ・障スポの開催が2年後に迫っている。建設が進められていた新しい宮崎県プールが 2024年12月に完成した。夢を追うアスリートたちの舞台に、また宮崎市の中心市街地の人の流れを宮崎駅の北側にも繋げる拠点となりそうだ。
新たな宮崎県プール パーソルアクアパーク宮崎

2025年4月にオープンを予定している新たな宮崎県プール「パーソルアクアパーク宮崎」が完成した。JR宮崎駅の北側に132億円をかけて整備された。

施設の内部は、グレー・白・黒の3色を基調とした落ち着いた雰囲気。

全国大会に対応できる50mプールと25mプール、トレーニングルームやクライミングの壁などが整備された。

50mプールは水深を0m~2mまで変えることができる。様々な使い方ができ、幼児から高齢者まで幅広い年代が楽しめそうだ。

シンコースポーツ九州 橋本貴昌次長:
国スポ・障スポまでは選手強化のバックアップをどこまでできるか。

施設を管理、運営する会社の橋本さんは、県民に広く使ってもらいたいと話す。
シンコースポーツ九州 橋本貴昌次長:
「スポーツだけでしょ」という感覚があると思うが、それ以外の多角的な使い方、スポーツだけではない、水泳だけではない、クライミングだけではないんだという面白いことを企画しているので楽しみにしていただきたい。
宮崎大学のサテライトキャンパス、コワーキングスペースも

プールの隣には、宮崎大学や民間の施設などが入る建物が建設中だ。建物には宮崎大学のサテライトキャンパスとコワーキングスペースが入り、こちらも4月にオープン。宮崎大学は、講義の一部をここで行う。施設を運営するわくわくセンターは、学生と企業が交流し学びを深める場所にしたいとしている。

再開発が進むJR宮崎駅の北側エリア。新たなにぎわいの拠点にと期待がかかる。
(テレビ宮崎)