本格的な受験シーズンを前に、福井市の上下水道局はマンホールのふたの縁起の良い特徴にあやかった「合格祈願お守り」の配布を16日から始めました。
  
マンホールのふたは、表面に凹凸があって「すべらない」特徴があることなどから、福井市は受験生にとって縁起の良いものとして、ふたをデザインしたお守りを毎年この時期に無料で配布しています。毎年人気を集め、2023年は5日間で700枚がなくなったということで、2024年はこれまでで一番多い800枚を用意しました。
 
お守りに入っているカードに描かれたマンホールのふたは、一乗谷朝倉氏遺跡近くで実際に使われているもので、遺跡のシンボル「唐門」とサクラがデザインされています。
  
包み紙には、福井市の水道事業100周年を記念した「100」や「福」の字が記されていて、受験生が100%の力を発揮し「福」が訪れるようにという願いも込められています。
 
お守りを手にした人たちは「孫のために、少しでも御利益があればと思ってもらいに来た」「こういうことでサポートし、頑張ってもらいたいと思っている」などと話していました。
   
マンホールお守りは、17日も福井市上下水道局で配布されます。

福井テレビ
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