福岡・北九州市で14日夜に発生した中学生殺傷事件で、警察は女子生徒の死因は失血死だったと発表した。身を守ろうとしてできる“防御創”はなかったという。

14日午後8時半前、北九州市のマクドナルドで、中学3年の中島咲彩さんと同級生の男子生徒が、男に相次いで刺された。
警察によると、中島さんは腹部を1カ所刺され死亡、身を守ろうとしてできる防御創はなかったという。
当時店内にいた男性:
トレー配られるので、そのゴミを捨てて出ようと思って、捨ててる時に通路側の方を見てたら女性の方がうつぶせに倒れていて、前かがみになっている。それで息の音が聞こえるみたいな。

捜査関係者によると、中学生2人は塾帰りに店に立ち寄ったとみられ、注文の列の最後尾に並んでいたところ、店に入ってきた男に声をかけられることもなく突然襲われたという。
男は入店から30秒足らずで逃走していて、男子生徒は病院に搬送される際に「犯人は全く知らない人」と話していたという。
逃走した男は40歳くらい、身長170cmほどで、捜査本部が行方を捜査している。
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