12月1日は「世界エイズデー」です。岡山市役所ではエイズのまん延防止などを訴えるパネル展が開かれました。
このパネル展は、12月1日の世界エイズデーに合わせて毎年開かれているもので、岡山市役所の1階には、エイズに関するパネルなど約20点が展示されました。
エイズで亡くなった人の生きた証を残そうとアメリカで始まった「エイズキルト」は、患者への支援の思いを込めて岡山県内の愛育委員らが作りました。
国内の2023年のHIV感染者とエイズ患者の数は、あわせて960人と7年ぶりに増加していて、県内では5人が報告されています。
(岡山市保健所 宮本歩実さん)
「HIVは予防できる感染症。世界エイズデーをきっかけに身近な問題として何かできることがないか考えるきっかけになれば」
岡山市は、性感染症の検査を実施していて、無料で受けることができます。