長崎・佐世保市のテーマパーク「ハウステンボス」が、今冬も圧巻のイルミネーションイベントを開催する。世界一の称号を獲得したイルミネーションで彩られる冬の夜景は、訪れる人々を幻想的な世界へと誘う。
憧れのヨーロッパのクリスマスを再現
11月8日から始まった「European Holy Christmas（ヨーロピアン・ホーリー・クリスマス）」では、本場ヨーロッパの雰囲気を感じられるクリスマスイベントが展開されている。
アムステルダムシティ一帯が煌びやかなイルミネーションで彩られる今年初登場の「クリスマススクエア」では、サンタクロースとの出会いやカーニバルゲームを楽しむことができる。
イベントのハイライトは「メロディー・オブ・クリスマス」と題されたナイトショーだ。聖歌隊の歌声とプロジェクションマッピングが融合し、冬の夜空に響き渡る美しいハーモニーと光の演出が、訪れる人々を魅了する。
ハウステンボスを訪れていた新婚旅行中の2人はイルミネーションをバックに「これからも一生そばにいてください」「よろしくお願いします」と末長い愛を誓い合っていた。
真っ白な光に包まれる「白銀の世界」
2025年1月11日からは、ウィンターイベント「白銀の世界」が開催される。
期間中、ハウステンボス全体が雪景色のように真っ白なイルミネーションに包まれ、幻想的な光景を作り出す。毎夜開催される「ファンタジック・スノーナイトショー ～白銀の世界 点灯式～」では、海外アーティストの生歌とともに、一瞬にしてヨーロッパの街並みが真っ白に輝く演出が行われる。さらに、音楽に合わせて降り注ぐ雪と、フィナーレを飾る花火が、冬の夜を華やかに彩る。
世界が認めたイルミネーションの実力
ハウステンボスのイルミネーションは、その圧倒的なスケールと美しさで国内外から高い評価を受けている。「International Illumination Award 2024」において、イルミネーションイベント部門の優秀エンターテインメント賞第1位を2年連続で獲得。
さらに、年間を通じて最も優れた施設に贈られる「最優秀賞」も受賞し、名実ともに世界一のイルミネーションとしての地位を確立した。
「光のオーロラガーデン」では、広大なイルミネーションと日本最大の音楽噴水ショー「ウォーターマジック」のコラボレーションが実現。幅75m、最高20mの高さまで打ち上がる噴水と光の共演は、訪れる人々を圧倒する。
また「ウィンターナイト花火」では、冬の澄んだ夜空に大輪の花火が打ち上がり、イルミネーションとの幻想的な調和を楽しむことができる。
「クリスマスマーケット」では限定グッズや見た目もかわいいグルメなどが販売されていて歌と踊りのショーを楽しむこともでき、映え間違いなしのアイテムもめじろ押しだ。
特別な冬の思い出を
年々進化を続けるハウステンボスの冬季イベントは、専門家からも高い評価を受けている。
夜景観光コンベンション・ビューロー代表理事の丸々もとお氏は、「ハウステンボスは、20年以上進化するイルミネーション業界においてのトップオブトップ。ライトアップ、イルミネーション、プロジェクションマッピング等の映像、噴水など、あらゆる光を活用したエンターテインメントとして、国際的にも総合力が高い」と評価している。
世界一のイルミネーションが織りなす光の世界は、冬の思い出を特別なものにしてくれるだろう。＜画像提供：ハウステンボス＞
（テレビ長崎）
