アメリカで電車が近づく中、線路に倒れた男性を警察官が救出する様子がカメラにとらえられた。
直前、男性は線路に飛び込もうとしていて、警察官が説得していた。
しかし誤って転落し、動けなくなってしまったという。
その後、間一髪のところで無事救出された。
説得むなしく線路に落下…
アメリカ・シアトルの線路上で7日午後9時半ごろに撮影されたのは、線路近くで横たわる男性の姿だ。
現場では電車が迫る中、警察による決死の救出劇が繰り広げられていた。
当初、現場でシアトル警察は、線路の上を走る道路のへりに立つ1人の男性に声をかけていた。
男性は線路へ飛び込もうとしていたのだ。
警察は「君を助けたいんだ。私の言うことを聞いてくれ!」と呼びかけ、必死に男性の説得を試みる。
その時、男性は誤って足を滑らせ、約8メートルの高さから線路へ落下してしまう。
電車が迫る中、警察は線路上へ降り、急いで男性のもとへ向かった。
警察官の決死の救出で衝突回避
警察は、すぐに線路近くに横たわる男性を発見したが、男性は落下の衝撃で複数箇所を骨折していて、1人で逃げることができない状態だった。
迫り来る電車を横目に、警察官は必死に男性を引っ張った。
汽笛が鳴り響いたあと、男性は間一髪のところで無事救出された。
現地警察によると、男性は「衝突寸前のわずか数秒間」で救われたと、救助した警察官をたたえていたという。
(「イット!」 11月5日放送より)
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