加湿器を使うと悩ましいのが、窓の結露。カーテンやサッシが濡れ、カビの原因にもなる。そんな結露は「室内と室外の温度差が大きく」「湿度が必要以上に高い」と起きやすい。

そこで、次の3つを意識するだけでも予防につながるという。
・上着を羽織るなどし、暖房の設定温度を控えめにする
・定期的に窓を開ける(30分に1回、5~10分が目安)
・サーキュレーターで室内の空気を循環させる
湿度が上がりやすいタイミングも
また、1日で湿度が上がりやすいタイミングもある。次の行動をした後は要注意で、加湿器を使うと部屋がジメジメしてしまうのだとか。
・湯気が出る料理をした
・洗濯物を室内干しした
・お風呂から上がった
「料理は意外と水蒸気が発生しますし、部屋干しも湿気がたまります。お風呂も浴室の扉を開けると湿気が部屋に回ります。こうしたタイミングでは、加湿器をオフにしてもいいです」

面倒くさい人もいるだろうが、湿度のコントロールはダニを繁殖させないことにもつながる。部屋に「温湿度計」を置くなどして、チェックしてもいいだろう。