とあるお宅のキッチンで野菜を切り、ゆで卵をのせた“サラダ”ではなく、“サラダパン”を作る様子がカメラに捉えられた。ブレッドアーティストが作ったもで、他にもマグロやオムライスなどを全てパンで再現。作り始めたきっかけは子どもだったという。
本物そっくり!実は“パン”なサラダ
とあるお宅のキッチンで撮影されたのは、トマトを切って、お次はアボカド。お皿に盛り付けたあと、キュウリとゆで卵をトッピングしてサラダを作る様子だ。
この記事の画像(14枚)しかし実はこのサラダ、全てパンでできた“サラダパン”だ。
サラダパンを作ったのは、自称“何でもパンにしちゃう人”ブレッドアーティストのRan(らん)さん。
パンで“サラダ”を作ったきっかけについて、Ranさんは、「野菜のパンを作りたいと思ったんですけど、サラダみたいに盛り付けたら楽しそうだなと思って作りました」と野菜パンを作ろうとした際に思いついたという。
鮮やかな野菜の再現をするためにトマトにはビーツという野菜の粉、アボカドにはホウレンソウや抹茶の粉を使って色づけしているという。
また、他にもRanさんは骨まで再現した『マグロパン』や、ケチャップがトロ~リとかかった『オムライスパン』を作っている。
しかも『オムライスパン』を切ってみると、中から出てきたのは“クマちゃん”だ。
“そっくりパン”きっかけは子ども
日々、様々な物をそっくりなパンで表現しているRanさんだが、そのきっかけとなったのは子どもだったそうで、「うちの子が食に全く興味を持たない子で、何か食べ物で子どもの気を引けないかなと思い、子どもが描いた絵をイラストパンにした」と語っている。
子どもの興味を引くために始めた“そっくりパン”歴はなんと、10年にもなるという。
“そっくりパン”の魅力をRanさんに聞いてみると、「何が出てきてもパンがかわいく見せてくれるというか、笑える、ほっこりみたいになるのがいいところ」と嬉しそうに語っていた。
この優しいアイデアのおかげで、子ども達も楽しんでご飯を食べてくれるようになったという。
(「イット!」 10月30日放送より)