香港の観光名所で、水の上にできる竜巻「ウォータースパウト」が65年ぶりに目撃された。突然の現象に、観光地は異様な雰囲気に包まれ、「天変地異の前触れか」と心配する声もあがっている。
ビクトリア・ハーバーに“昇り竜”出現
香港でプールを楽しむ人たちが目撃したのは、海面にできた巨大な白い渦。
この記事の画像(10枚)空に向かって伸びる姿は、まるで天に昇る竜のようだ。
高層ビルが立ち並ぶ街中でも…。
「どうなってるんだ…」と呟く男性の目線の先には、グルグルと回転しながら上昇し、次第に小さくなっていく渦があった。
多くの人が目撃したのは、 通称“昇り竜”、「ウォータースパウト」と呼ばれている。
「ウォータースパウト」は水の上にできる竜巻のことで、積乱雲の下で上昇気流が強くなり、渦を巻くことによって発生する。
“昇り竜”が出現したのは、香港の観光名所の一つ「ビクトリア・ハーバー」だ。
夜景スポットとしても人気の華やかな場所が一変、巨大な渦が海から空へと立ちのぼり、あたりは異様な雰囲気に包まれた。
地元メディアによると、この場所で“昇り竜”が確認されたのは65年ぶり。住民からは「天変地異の前触れでは?」という心配の声もあがっている。
(「イット!」 10月28日放送より)
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