【ジュニア男子】植村駿が優勝

ジュニア男子は、上位5名が西日本へ進出した。

優勝は総合200点に近い185.87点と圧巻の演技を披露した植村駿。

中四国九州選手権ジュニア男子優勝の植村駿
中四国九州選手権ジュニア男子優勝の植村駿

ショートでは冒頭で3回転アクセルを成功させ、続く3回転ルッツ―3回転トゥループも決めるが、後半にミスが出てしまう。それでも62.93点と首位発進する。

フリーでもショート冒頭の2ジャンプを完璧に決めて得点を稼ぐ。

後半はスピンなどが粗削りな部分もあったがなんとかまとめ、122.94点と高得点。ジャンプには非凡なものを感じる植村のこれからの成長に期待だ。

中四国九州選手権ジュニア男子2位の岡崎隼士
中四国九州選手権ジュニア男子2位の岡崎隼士

2位は、岡崎隼士。

今季からジュニアデビューを果たした。昨季は全日本ノービスAで優勝し、推薦で出場した全日本ジュニアは17位だった。

岡崎は日本スケート界の未来を期待されている新星の一人。

ショートではジャンプのミスが響き、まさかの3位スタートとなってしまう。フリーでもジャンプの精度を欠き、出来栄え点もマイナスが多く苦戦する。

フリーも3位で総合2位に。次戦・西日本に向けて「回転不足と取りこぼしがないようにしたい」と奮起を誓った。

3位は、ショート6位からフリーで得点を伸ばした末国太樹。

中四国九州選手権ジュニア男子表彰台
中四国九州選手権ジュニア男子表彰台

【ジュニア男子】
1位 植村 駿(ユニバースFSC)185.87点
2位 岡崎 隼士(蒼明学院中等部)159.25点
3位 末国 太樹(岡山理大附属高校)152.53点
4位 大村 健太(岡山FSC)148.34点
5位 小河原 泉颯(岡山理大附属高校)147.37点