【シニア男子】杉山匠海が大会2連覇
男子は出場した5人全員が西日本選手権へ出場を決めた。
優勝は杉山匠海。今季、杉山は5回目の全日本選手権出場を目指す。

ショートの曲は『Fly』と『カルミナ・ブラーナ』。前半の『Fly』のパートは、3回転アクセルを含む3つのジャンプとシットスピン。
後半はキャメルスピンから『カルミナ・ブラーナ』に曲が変わり、ステップ、そして美しい姿勢が映えるコンビネーションスピンで盛り上がって終わる構成となっている。
つまり、後半にジャンプがないという特有のプログラムだ。

今大会ショートでは3本のジャンプを着氷し首位に立つと、フリーでは冒頭の3回転アクセルを1回転に、続く4回転トゥループも転倒。
その後もリズムに乗れず111.89点で2位となったが、総合187.11点で優勝。大会2連覇し3度目の優勝を飾った。
「緊張に負けてしまった。次は自分に負けません」と次戦の西日本選手権ではその悔しさを晴らす演技に期待だ。
2位にはフリーで1位だった垂水爽空。
3位には昨季東京選手権19位だった松岡隼矢が表彰台にのぼった。

【シニア男子】
1位 杉山 匠海(岡山大学)187.11点
2位 垂水 爽空(福岡フィギュアアカデミー)183.92点
3位 松岡 隼矢(福岡フィギュアアカデミー)162.76点
4位 鈴木 零偉(福岡フィギュアアカデミー)157.68点
5位 立神 杏士郎(北九州市立大学)137.20点