開業が10月14日に迫った「長崎スタジアムシティ」。10月1日、最寄りのバス停や路面電車の電停の名称が変わった。慣れ親しんだ名称から「長崎スタジアムシティ」となり、長崎が街をあげた変革の時を迎えている。
電停の名称が変わる!
長崎市内を走る市民の足・路面電車。10月1日、スタジアムシティ周辺の2つの電停の名称が変わった。

「銭座町」は「スタジアムシティノース」、「宝町」は「スタジアムシティサウス」となった。

スタジアムシティを運営するリージョナルクリエーション長崎がネーミングライツを取得。長崎県外から訪れた人が分かりやすいようにすることや、渋滞緩和のために公共交通機関の利用を促す目的などがある。
街の人は「ここに来る人はスタジアムシティを目指して来る。分かりやすくていいのでは」という声がある一方「慣れ親しんだ名称がなくなったのは少し寂しい」という声も。

しかし、長崎スタジアムシティの開業で長崎の街が変わることを実感する出来事でもある。
最寄りバス停も「スタジアムシティ」の名称が
長崎バスも周辺のバス停に「スタジアムシティ」の名称が追加された。

「銭座町」は「銭座町長崎スタジアムシティ」に、「幸町」は「幸町長崎スタジアムシティ」となった。またダイヤ改正もあわせて実施。

これまで1日3~4便しか停車していなかった「幸町 長崎スタジアムシティ」バス停(杉永蒲鉾前)では、飽の浦・稲佐方面から長崎駅方面に向かう便のうち約300便が停車することになった(※平日309便、土237便、日・祝201便)。
福山雅治フリーライブ終了後には臨時バスを運行
開業前日の10月13日は、こけら落としとなる福山雅治さんのフリーライブが行われる。長崎バスと長崎県営バスはライブ終了後、臨時バスを運行することを決めた。長崎電気軌道も臨時便については状況を見て判断したいとしている。

また、長崎スタジアムシティはサッカーJ2のV・ファーレン長崎とバスケットボールB1リーグ長崎ヴェルカの本拠地となる。長崎電気軌道は2チームのホーム戦で使える路面電車のフリーパスの販売を開始。公共交通機関の利用促進を図りたいとしている。
(テレビ長崎)