自民党の石破総裁は1日午後、国会で第102代首相に指名され、新しい内閣を発足させる。
石破総裁は首相就任を受けて9日に衆議院を解散し、27日投開票の日程で衆議院選挙を行う方針。

国会では午後、衆参両院の本会議で首相指名選挙が行われ、石破総裁が第102代首相に指名される。
石破総裁は直ちに組閣作業に着手し、皇居での認証式を経て新内閣が発足する。

新内閣発足を前に石破総裁は「国民に正面から向き合い誠心誠意語る、逃げないで実行する内閣にする」と話した。

新内閣は、自民党総裁選で戦った林官房長官が続投、加藤元官房長官は財務相に起用される。

女性閣僚は、子ども政策担当相として初入閣する三原じゅん子氏、文科相の阿部俊子氏など2人。

また、初入閣は、環境相の浅尾慶一郎氏、経済安全保障担当相の城内実氏、デジタル相の平将明氏など13人となる。
――お気持ちを一言

子ども政策相に内定・三原じゅん子氏:
ごめんね、まだ決まってない。

環境相に内定・浅尾慶一郎氏:
しっかりと頑張っていきたい。ご支援いただいた皆さまに、心から感謝を申し上げたい。

石破総裁は9月30日の会見で、衆議院選挙を「27日投開票」の日程で行う方針を表明した。9日に衆議院を解散する方針で、新内閣は発足早々、選挙戦に突入することになる。