兵庫県議会での不信任決議案提出まで、あと2日に迫った。“パワハラ問題”の渦中にある斎藤知事が、現在の心境を明かした。

記者「相談相手はいるのか」斎藤知事「知事には孤独な面」

斎藤知事の“パワハラ疑惑”などを巡り、17日に県議会で行われたのは、全ての会派の代表者会議。

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19日の議会初日に、補正予算案を可決させた後、斎藤知事の不信任決議案を提出し採決することで一致した。

兵庫県 斎藤元彦知事:
可決されるということになれば、自分自身がその後どのように対応していくか、しっかり考えて判断していく。

そして、記者からの“相談相手”がいるのかの質問に対して、「知事は孤独」だと答えた。

兵庫県 斎藤元彦知事:
知事というのは、判断には孤独な面もありますんで、自分でしっかり考えて、政治家としての対応をどのようにするか決断していくことになる。

ーー判断には孤独な面もあると言ったが、これまで辞職や出直し選挙を迷ったことは?
兵庫県 斎藤元彦知事:
自分としては、そういった思いはないです。

ーーこれまでに一度も迷わなかった?
兵庫県 斎藤元彦知事:
人間ですから、日々のこういった状況の中で、やっぱり不安な思いであったり、苦しい状況はありましたけど、私としてはこれまでの県政の歩みをしっかりこれからも進めたい思いでいます。

改めて、続投の意思を示した斎藤知事。
これまでに斎藤知事に辞職するよう説得していた、大阪府知事で日本維新の会の吉村洋文共同代表はこのように述べた。

日本維新の会 吉村共同代表:
斎藤知事には、僕自身から直接僕の考え方をお伝えしましたので あとは斎藤知事の判断だと思います。

不信任決議案が可決された場合、10日以内に失職か、県議会解散を選ぶことになるが、斎藤知事の判断が注目される。
(「イット!」 9月17日放送より)