10月に開業する長崎スタジアムシティハピネスアリーナのこけら落としが、10月19日に長崎出身のシンガー・ソングライターのさだまさしさんによるチャリティーコンサートに決定した。令和6年能登半島地震災害支援の特別公演だ。(画像提供:ジャパネットホールディングス)
合計5組の特別ステージ
今回の特別公演は10月に開業する長崎スタジアムシティ「ハピネスアリーナ」のこけら落としイベントだ。
10月19日(土)、シンガー・ソングライターさだまさしさんをはじめ、歌手の岩崎宏美さん、フォークデュオのグレープ、ヴォーカル・グループのゴスペラーズ、シンガー・ソングライターのスガ シカオさん、演歌歌手の水谷千重子さんの合計5組のスペシャルゲストを迎えての特別ステージとなる。

チケット代金の全額を能登半島地震災害支援として石川・富山・新潟の 3県の被災地復興支援や被災地で支援活動をする NPO 法人などへの助成金として活用されることになっている。
Japanet presents ハピネスアリーナこけら落とし「さだまさしチャリティーコンサート 長崎から、能登へ!」は 10月19日(土)午後4時開場、午後5時開演。
チケット料金は税込み5000 円で全席指定。
申し込みは長崎スタジアムシティ公式アプリからで、 8月16日(金)午前10時から 9月5日(木)午後11時59分までが受付期間。9月12日(木)正午に当落が発表される。
さださん「長崎から音楽で元気を」
さだまさしさんは今回のこけら落としイベントについて、次のようにコメントしている。

さだまさしさん:私の故郷である長崎に新しく誕生する長崎スタジアムシティで、こけら落としのコンサートをできることを光栄に感じています。能登半島地震災害に被災された方たちは、まだまだ被災の真っ只中にいます。私も能登に何度も足を運び、仲間たちとできることをやってきました。能登を本当に皆でなんとかしなきゃいけない、10 年・20 年とかけて応援し続けていかなければなりません。被災された方は、孤独感や喪失感に襲われて心細いんです。だからこそ“応援している”という気持ちを届けつづけることにはとても意義があると思います。ハピネスアリーナこけら落としでは、チャリティーの想いに共感してくださった素敵な5組をゲストに呼んでいます。この5組のゲストとともに、長崎から音楽で元気を届けていきたいと思います。
ーーチャリティライブの想い
長崎の大水害のとき、日本中が手を差し伸べてくれて、とてもありがたいなと思ったんです。長崎っ子としては、どこかで恩返しをしなければとずっと思っていました。風に立つライオン基金を立ち上げたあとも、日本のどこかで毎年震災があって、僕なりにその都度できる限りの支援をしてきました。今年の正月には、能登半島地震がありましたね。4月に能登に行きましたが、全然状況は変わっていなかった。
災害にあった場所はそう簡単には元に戻れないんです。何年も継続して応援していかなければいけない。能登もきっと10年、20年応援が必要になると思う。自分のできることで応援していくことが、長崎っ子としては恩返しになると思っています。音楽の力には、我々のはかり知れない力がある場合がありますよね。被災された方の苦しみや悲しみからくる肩こりを音楽の力で少しでもほぐすことができたら、そんな気持ちでいます。
ーーハピネスアリーナこけら落としへの想い
長崎に新しくできる、長崎スタジアムシティの中の施設のこけら落としを務めることができるのはとても光栄です。だからこそ、さだまさしが故郷で歌ったね、で終わりたくなかった、何か意味のあるものにしたかった。皆で能登を応援したね ということが残れば、こけら落としを通して長崎で何か絆が生まれるんじゃないかと思ったんだよね。
ーーさだまさしが、”ハピネス”を感じる瞬間は
毎日がハッピーですよ、もうこの歳になると朝起きるだけでハッピー。ステージに元気に上がれて、幸せだなと思っています!
(テレビ長崎)