◆パリオリンピック・競泳混合400メートルメドレーリレー決勝(3日、ラデファンス・アリーナ)

予選を全体8位の3分44秒25で通過し、この種目としては初めて決勝進出した日本。

背泳の松山陸(銀座千疋屋)・平泳ぎの谷口卓(GSTR財団)・バタフライの平井瑞希(アリーナつきみ野SC)・自由形の池江璃花子(横浜ゴム)で臨んだ決勝では、3分45秒17を記録し、8位だった。また1位はアメリカで3分37秒43の世界新記録、2位の中国は3分37秒55でアジア新記録、3位はオーストラリアで3分38秒76だった。

池江は、27日に行われた100メートルバタフライで、準決勝敗退。試合後には「自分の力を出しきれずに終わってしまった」と落胆していたが、決勝で奮闘した形となった。

決勝の試合後に池江は「メンバーチェンジをほとんどの国がやっていたが、自分たちはチームをあげられるかがポイントだった。タイムを落とした選手もいるが、皆最後まで戦い抜けた。東京オリンピックの時よりも順位を上げられた」などと話した。また、残る女子メドレーリレーについては、「最後の集大成なので全力で楽しみたいという気持ち。最後まで戦い抜けたら」と話した。

【競泳混合400メートルメドレーリレー決勝 結果】
①アメリカ 3分37秒43(世界新記録)
②中国 3分37秒55(アジア新記録)
③オーストラリア 3分38秒76
④フランス 3分40秒96
⑤カナダ 3分41秒41
⑥オランダ 3分43秒12
⑦イギリス 3分44秒31
⑧日本 3分45秒17

プライムオンライン編集部
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