日本一の焼酎メーカー・宮崎県都城市の「霧島酒造」が、コーヒーチェーン店を全国展開する「スターバックス」と共同でカフェや植物園などを併設した施設を建設すると発表した。焼酎メーカーとコーヒーチェーンのコラボ。どんな施設になるのだろうか?

コラボ施設を新たな憩いの場に

霧島酒造とスターバックスの初のコラボ施設が建設されるのは、大淀川の支流・沖水川と霧島連山を望む霧島酒造本社工場の北側、国道10号からのアクセスも良い場所だ。

霧島酒造の直営ショップや亜熱帯をイメージした植物園、ドライブスルーを併設したスターバックスのカフェなどで構成される。敷地面積は4685平方メートル、延べ床面積は703平方メートルで、建物は1階建て。都城の豊かな自然のもと買い物や飲食を楽しめる憩いの場になる予定だ。

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施設の電力は、焼酎粕や芋くずから生成したバイオガス由来の再生可能エネルギー「サツマイモ発電」でまかない、環境配慮型店舗とする。こうしたコラボレーション施設を建設するのは、両社とも初めてとのことだ。

霧島酒造NSプロダクト課の井手政哉課長は、「地元宮崎、都城の皆さまに新たな憩いの場をお届けできることをうれしく思っている。今後、スターバックスと一緒に様々なコラボレーション活動を予定しているので、ぜひ楽しみにしていただければ」と話している。

2024年の秋に着工し、2026年春のオープンを目指している。ともに日本を代表する焼酎メーカーとコーヒーチェーンのコラボ。どのような施設になるのか、楽しみだ。

(テレビ宮崎)

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