大阪府の四條畷市議会で、大阪維新の会の市議などが職員に対して暴言を発したとして、懲罰委員会が設置された。 四條畷市議会で懲罰委員会が設置されたのは初めてだ。
■維新の市議が職員を大声で罵倒「出せへんてありえへん」

7月10日、四條畷市議会の公共施設の再編を審議する委員会で、大阪維新の会の坂本勇基市議が市の職員に対して要求した概算についての資料が提出されなかったとして、「出せへんてありえへん」「民間なら出さなあかん」などと、職員を大声で罵倒するような発言があったということだ。
■「なにへらへら笑ろとんねん」などと他の市議も発言

一連の発言があった際に、なわて葵風会の渡辺裕市議も職員に対して「なにへらへら笑ろとんねん」などと発言。
これを受けて12日、7人の議員が議長に対して懲罰動議を提出し、23日四條畷市議会として初めて、懲罰委員会が設置されることが決まった。
■懲罰委員会で処分の対象になるか検討

23日の臨時議会で、渡辺市議が謝罪した一方、坂本市議からの謝罪はなかったということだ。
四條畷市によると、来月、懲罰委員会が実施され、事実の確認をしたうえで、処分の対象となるかどうかなどについて検討するということだ。
(関西テレビ 2024年7月24日)