夏の高校野球長野大会はベスト4が出揃った。7月20日、21日、準々決勝4試合が行われ、赤穂、小諸商業、長野日大、長野俊英が準決勝に進んだ。長野俊英は初、赤穂は47年ぶりのベスト4。準決勝は24日、松本市で行われる。

打線好調 赤穂47年ぶりベスト4

20日の第1試合は赤穂対長野商業。 試合が動いたのは4回表、赤穂の上位打線がつながり先制。 春の王者・都市大塩尻を破った赤穂は打線が好調。6回に2点を追加すると、さらに7回には長打攻勢で一気に4点を挙げ、長商を大きくリードする。 その裏、長商は7回に1点を返したが、赤穂のピッチャーの好投を前に追加点は奪えず、結局、9対1で赤穂が準決勝進出を決めた。赤穂は47年ぶりのベスト4。

小諸商業 松商学園との接戦制す

第2試合の小諸商業対松商学園は接戦の展開に。 小諸商業は2回に1点、3回にはホームランなどで3点を上げ、4―1でリード。松商学園は4回裏に反撃、2アウトから打線がつながり、3点を奪い試合を振り出しに戻した。同点で迎えた6回、小諸商業が2点を追加して、粘る松商学園を6対5で振り切った。 

準々決勝 
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長野日大 粘り強い守り 

21日の第1試合は長野日大と東海大諏訪の対戦。 4回、悪送球の間に東海大諏訪が1点を入れ先制した。 しかし5回、長野日大が連打で反撃。2対1と逆転。東海大諏訪は8回、チャンスを作ったが、長野日大が粘り強い守りで凌ぐ。長野日大が2-1で接戦を制し、準決勝進出を決めた。 

佐久長聖を破る 長野俊英が初の4強

第2試合は佐久長聖と長野俊英の対戦。 長野俊英は3回に1点を先制し、4回にも2点を追加。 佐久長聖は7回に1点を返すも、長野俊英の投手陣が粘り、あと一本を許さず、4-1で逃げ切った。長野俊英は夏の大会、初のベスト4。

準々決勝
準々決勝

準決勝の組み合わせ

準決勝は24日、松本市のセキスイハイム松本スタジアムで行われれる。

第1試合 赤穂 ― 長野俊英 (午前9時) 
第2試合 長野日大 ― 小諸商業 (午前11時30分)

組み合わせ
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(長野放送)

長野放送
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