メキシコの病院で、猛烈な熱波に襲われたサルが脱水症状でぐったりしていた。
病院スタッフが水を与えるなどの処置を行い、子どもも救護に参加していた。
そのかいもあって、サルたちは野菜や果物を食べ、順調に回復している。
メキシコでは、熱波で気温50℃に迫る地域もあるという。
横たわる多くのサル…重度の脱水症状に
メキシコの病院で病院の床にぐったりと横たわった多数のサルが撮影されていた。

鳴き声は、かなり弱々しい。
野生生物学者のジルベルト・ポゾ氏は「サルは意識を失い、無気力で重度の脱水症状の兆候があり、重篤な状態でした」と話した。
サルは、熱中症になっていたという。
5月に入り、猛烈な熱波に襲われているメキシコでは、気温が50℃に迫る地域もあるという。
子どもも処置手伝う…順調に回復
病院スタッフが注射器で水を飲ませたり、体を冷やすなどの処置をするが、あまりのサルの数に救護する人の手が足りないのか、処置を手伝う子どもの姿も見られた。

そのかいあってか、サルたちは野菜や果物などのエサを食べ、順調に回復しているようだ。
(「イット!」 5月22日放送より)
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