ワイヤーでぐるぐる巻きに…監禁の疑いで男を送検

8月7日送検された、後藤弘泰容疑者(44)。
後藤容疑者は横浜市内の自宅マンションに、埼玉県の女子高生を一カ月にわたり監禁した疑いが持たれている。

この記事の画像(6枚)

8月5日、埼玉県警の捜査員が部屋に入ると、ベッドの四隅には鉄パイプが床と天井をつなぐように設置され、鉄パイプにくくりつけられたワイヤーが女子高生の腰に巻かれていたという。

マンションの住人:
一カ月も?何の声もしなかった。

――悲鳴などは?

マンションの住人:
そんなの聞いたことない。

後藤容疑者(44)の供述:
3年前に座間市で男女9人がアパートに誘われて殺害された事件の影響を受けた。

2017年、神奈川県座間市のアパートで男女9人の遺体が発見された強盗殺人事件。
この事件で、犯人の男は被害者をSNSを通じて誘い出していた。

今回の事件で、後藤容疑者と女子高生の接点となっていたのはtwitter。
被害にあった女子高生は7月4日、「友達と遊びに行く」と家族に伝え、新宿で後藤容疑者と会ったとみられる。

女子高生はその日のうちに横浜市の後藤容疑者の自宅に向かったが、女子高生の携帯の電波は東京都内で途切れていたという。

8月5日、女子高生は監禁されていた部屋からインターネットにつながるゲーム機を使って「拘束されていて逃げられない。監禁されている」と埼玉県警の「メール110番」に自ら通報。
これが逮捕のきっかけとなった。

警察は7日、後藤容疑者の自宅で家宅捜索と現場検証を行っており、今後は後藤容疑者のスマートフォンを解析するなどして犯行の経緯などを調べることにしている。

(「Live News it!」8月7日放送分より)