コミケに人が入りきれない

「コミケに来る人たちがビッグサイトに入りきれないのはけしからん」とエコノミストの吉崎達彦さんが怒っている。

コミケは世界最大のコミックのお祭。

毎回、ゆりかもめやバスがコスプレのオタクでバカ混みするので、お台場サラリーマンにとっては迷惑だが楽しいイベントだ。

むしろコミケは日本が世界に誇る文化イベントであり、ソフトパワーの根源だ。ただ、狭いビッグサイトには、毎回海外含め60万人来る参加者は入りきれないそうだ。

こういう文化的なお祭りや国際会議などをする施設をMICEというが、このMICEは、国でなく民間で作ることが大事だと吉崎さんは言う。

国が作るとつまんないですから。

そして、その財源はどこの国でも実はカジノだ。

カジノを含めた一大リゾートを、IRという。

IR法案がひどすぎる

日本へのIR参入が有力視されているアメリカ企業の人に話を聞いて驚いた。

今作っているIR法案の原案だと、規制があまりにも多すぎてとても投資して参入などできないというのだ。

なぜなのか。

最大の問題点は規模の制限。

原案だと、カジノ部分は15000㎡以下。

これだと小さすぎてカジノ収入が少ないので、他の国際会議場や美術館などを運営できないというのだ。税率も30%と高い。

シンガポールではカジノ以外の施設が充実しており、これが観光客を呼んでいるが、運営の財源はカジノ収入。

日本でも大阪や神奈川そして最終的には東京にIRを作り、外国人観光客を呼び込もうという計画だが、今のままでは無理だ。

こんな国に誰が投資するのか

ある専門家は、これだけ規制が多いと外国企業は投資規模を縮小するので「中途半端でしょぼいIR」しかできないと言っていた。

入場料2000円と言うのも中途半端だ。

ギャンブル依存症対策を考えても、もっと高くした方がいい。

競馬の指定席が3000円なので、5000円位が適当なのではないか。

こういう規制改革にはまず官僚が反対。
野党も反対。
マスコミも反対。
そして国民も反対してしまう、というのが日本のいつものパターン。

やり方は、解決可能なのに、問題点をことさらに「危険だ」などとあおって、廃止または骨抜きにする。

特区の加計学園つぶし、働き方改革の裁量労働制つぶし、豊洲移転の延期もそうだった。

豊洲延期のせいで環状二号線の地下道路が五輪に間に合わず、大渋滞が予想されている。

世界に大恥をかいたら、誰が責任は取るのか。

そして、こんな国に誰が投資してくれるのだろうか。