これからの活躍が期待される天才キッズたち。

8月2日放送の「ジャンクSPORTS」(フジテレビ系)では、次世代のスター候補と言われる若きアスリートに迫った。

ライバルだけど親友!

鹿児島県徳之島で暮らす小学6年生の豊田倫之亮くん。身長163センチ、体重92キロの彼は、未来の相撲界を背負って立つ“小学生横綱”。

豊田倫之亮くん
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鹿児島県の島しょ部は相撲が盛んな地域で、徳之島には3つの相撲クラブがある。横綱・朝潮を輩出し、鹿児島出身の現役関取は5名と国内最多タイを誇るが、倫之亮くんが所属するクラブのメンバーは3人だけ。

小学生相撲の日本一を決める「わんぱく相撲全国大会」(小学5年生の部)で昨年優勝した倫之亮くん。彼が住む徳之島には、倫之亮くんだけが全国トップクラスの実力を持つため、練習相手はクラブのメンバーではなくコーチが行っている。そして、同世代の練習相手を求め、奄美大島へ泊りがけの単身出稽古をしているという。

重村鴻之介くん

奄美大島も120ほどの土俵があると言われる相撲が盛んな地域。ここで出迎えてくれたのが、小学6年生の重村鴻之介くん。身長166センチ、体重92キロと、倫之亮くんにも負けない体格を持つ彼も2018年に「わんぱく相撲全国大会」(小学4年生の部)優勝を果たしている。

2人は鹿児島県の代表を奪い合うライバル同士でもあり、鴻之介くんの父・一人さんが監督を務める相撲クラブの稽古に参加し、寝食を共にしている仲間でもある。

倫之亮くんは「相撲でライバルじゃなかったら親友」とお互いの関係について語り、鴻之介くんも「同じです。なんでも話せるし気が合う」と明かした。

番組が密着したときは、2人が5カ月ぶりに対決をした日でもあった。10番とって倫之亮くんが勝ち越すと、鴻之介くんは悔しさでひっそりと涙を流していた。そんな悔しさを晴らすように翌日、鴻之介くんが勝ち越すと、今度は倫之亮くんが一人で悔し涙を流していた。

相撲ではライバルで切磋琢磨する2人だが、稽古が終われば仲良く食事。幼稚園の時に相撲大会で知り合い、それからしのぎを削ってきた2人には「全国大会で対決したい」という共通の夢があった。

この夢は今年2月に両国国技館で行われた白鵬杯で叶った。この大会は世界中の相撲キッズが1100人以上参加する夢の舞台。

この大会前に倫之亮くんは「もちろん決勝で待っている」と鴻之介くんに言うと、「倫之亮くんが決勝で待っているならそこへ行ってあげる」と約束をしていた。

その宣言通り、倫之亮くんも鴻之介くんも決勝へ。白熱した大一番を制して優勝したのは倫之亮くん。惜しくも敗れた鴻之介くんの目には悔し涙が溜まっていたが、勝った倫之亮くんも「2人とも一緒に決勝まで行って相撲が取れてよかった」とうれし涙をこぼした。

スタジオには倫之亮くん、鴻之介くん、鴻之介くんの父・一人さんが登場。2人は番組MCの浜田雅功さんから「将来は大相撲の世界へ?」と聞かれると「はい」と迷いなく答えた。

卓球一家・松島家登場!

過去にも番組に出演し、浜田さんに数々のスゴ技を見せてくれた卓球・松島兄弟。

中学1年生の兄・輝空(そら)くんは、全日本選手権で6連覇(ホープス・カブ・バンビの部)を果たし、弟・翔空(とあ)くんは全日本選手権で5位入賞(バンビの部)している。

この2人に卓球を教えたのは両親。父・卓司さんと母・由美さんはともに現役時代はミックスペアを組み、2001年の全日本選手権混合ダブルスで3位になった実力の持ち主。

そんな卓球一家・松島家の強さの秘密を探るため、両親がコーチを務める京都市の卓球教室を訪れると、翔空くんの姿が。兄・輝空くんは今年の春、将来有望なジュニア選手が集まるJOCエリートアカデミーに入校したため、東京で寮生活を送っているという。

松島家は平日の放課後に4時間、日曜は約7時間の練習をしている。翔空くん、そして7歳の長女・美空ちゃんは父・卓司さんとそれをこなしている。

美空ちゃんの得意技は横入れショット。ボールをあえてネットの横から入れ、卓球台上で転がして相手に返球をさせないスゴ技。翔空くんも難易度の高い、卓球ラケットを使ったリフティングを特技として持つなど、松島家では遊び感覚で楽しみながらテクニックを上達させている。

そして、末っ子で4歳の愛空(あいら)ちゃんも2歳でラケットを持ち、現在は母・由美さんと毎日練習。今年は試合デビューも予定しているという。

スタジオでは、卓司さん、輝空くん、翔空くん、美空ちゃんの4人が登場。浜田さんが「お父さんが卓球をやるように仕向けた?」と問うと、卓司さんは「もちろん」と即答。

輝空くんは卓球を始めたきっかけを「覚えていない」と首を振り、翔空くんと美空ちゃんはお兄ちゃんがやっていたから始めたという。

また現在東京で寮生活をしている輝空くん。中学1年生で親元を離れたことを卓司さんは「寂しかったけど、輝空の夢を叶えるため。一番いい環境で一番頑張れる場所」だとし、輝空くんは「僕も寂しかったですけど、将来オリンピックで金メダルを取ろうと思ったら、練習相手も大事になってくるので行くなら東京」と未来を見据えていた。

松島輝空くん

しかし、翔空くんはお兄ちゃんがいないのが寂しいようで「めっちゃ寂しい…」とこぼし、帰ってきてほしいと思っているという。

プロも絶賛!身長190センチの投手

針金侑良くん

身長190センチ、中学3年生の針金侑良(ゆら)くんはリトルシニアリーグで注目の投手。

今年、リトルシニアの全国大会への出場を決めていた強豪チーム「東練馬リトルシニア」のエースを務める野球界の次世代を担う逸材。

彼について、このチームの特別コーチを務める元ヤクルトスワローズの宮本慎也さんは「魅力ある選手。中学生の中では球は速い。体格を考えるとまだまだスピードも出るでしょうし、トップレベルにいることは間違いない」と絶賛し、プロへの可能性もある選手だと明かした。

190センチから投げ下ろすストレートは最速137キロをマーク。伸びしろはまだまだ十分にある針金くんは浜田さんから「将来はプロに行きたい?」と聞かれると「もちろんです」と即答。

しかし、今年は新型コロナウイルスの影響で目指していた「ジャイアンツカップ」が中止に。2年連続準優勝だったため、今年こそは優勝を狙っていたという。

そこで番組では、針金くんとプロ野球選手として活躍していた3人との真剣勝負の場を用意。森本稀哲さん、仁志敏久さん、谷繫元信さんの3人に針金くんは全力投球。三振・アウトは針金くん、ヒット・ホームランは3人の勝利になるというルールで対決した。

勝負の結果は、森本さん、仁志さん、憧れの谷繫さんを制し、針金くんの勝利。谷繫さんは「僕と真っ向勝負してくれた。ストレートだけで勝負してくれて、そこを磨けばさらに良くなっていく」と未来のエースへアドバイスを送った。

“神童”に勝ちたい

那須川龍心くん

これまでの戦績は40戦40勝(31KO)。ISKA世界フェザー級王者の那須川天心選手。“神童”と呼ばれる彼には、兄に勝るとも劣らない格闘センスを持つ14歳の弟・那須川龍心くんがいる。

弟の才能を那須川選手も「目が良い。攻撃をあまりもらわない。誰に似たんだろう」と絶賛する。

そんな龍心くんは6歳のときにキックボクシングをはじめ、わずか2年で日本一に。その後、数々のジュニアタイトルを総なめにし、昨年3月に行われたアマチュア ムエタイの世界大会「第6回WMBFアマチュアムエボラン世界選手権」で金メダルを獲得した。

龍心くんが練習をするのは千葉の新松戸にある「TEPPEN GYM」。学校帰りの姿はリングの上に立つ姿とは全く異なり、かわいらしい、ふつうの少年。

しかし、到着するとすぐに俊敏性や身体のバランスを鍛えるトレーニングなど父親の熱血指導のもと、約2時間みっちりと練習。このジムでの練習を週6日、8年間続けている。

取材した日は、近々試合が迫っていたときでもあり、いつも以上にやる気がみなぎっていた。その理由は、前回惜しくも判定負けした伊藤千飛(せんと)選手とのリベンジマッチだったから。

「次こそは絶対リベンジします!」と宣言する龍心くんのために、兄の那須川選手も加わり、ガチンコでスパーリング。世界チャンピオンの容赦ない攻撃に耐える龍心くんだが、那須川選手のボディがヒットし無念のダウン。父親に活を入れられ気力を振り絞り兄にラッシュをかけてスパークリング対決は終了。

那須川選手は「全部(ダメ)!」と厳しいことを言いながらも、弟のためにすぐにアドバイスを始めていた。こうして臨んだリベンジマッチだが、惜しくも判定負けという結果に終わってしまった。

そんな龍心くんの目標は「天心を倒すこと。できればKOで勝ちたい!」と明かした。

(『ジャンクSPORTS』毎週日曜日夜7:00~8:00放送)