春から新たなスタートを切った新社会人たち。新潟市では県内企業の合同セミナーが開かれ、新入社員がビジネスマナーなどを学んだ。参加者は慣れないマナーもいち早く身につけ、職場での活躍につなげることを誓っていた。

新入社員対象のビジネスマナーセミナー

新潟市中央区で開かれた新入社員を対象にしたビジネスマナーなどを学ぶセミナー。

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新潟商工会議所が主催し、様々な業種の県内企業にこの春入社した新入社員など約80人が参加した。

さっそく講師からは厳しい言葉が飛ぶ。「学生気分はここで脱ぎ去って、あすから現場に戻ってほしい。会社に戻ってほしい」

講師
講師

セミナーでは、まず新入社員たちが社会人としての心構えなど、この間まで過ごしていた学生生活との違いについて考えた。

電話対応に苦戦も…ビジネスマナー実践!

続いてビジネスマナーについて実践。

講師:
上半身を倒す時に自分の靴から1.5m先の床で(目線を)ピタッと止める。これ、コツの一つです

挨拶のお辞儀の姿勢といったマナーの基本を一から学んでいく。

さらに「苦手」との声も多く聞かれる電話応対では取り次ぎの仕方を練習するが…

新入社員:
えっと…総務部の森山で…、えっと…でございますね、かしこまりました。少々お待ちください

慣れない言葉遣いに四苦八苦する場面もみられた。

マナー身につけ「会社・社会に貢献を」

参加した新社会人は「自分のボキャブラリーの中にないものはとっさに出ない。勉強を頑張らないといけない」「色んなマナーがあると勉強になった。自分の仕事を覚えて、早く一人で仕事ができるよう頑張りたい」「学生の時はあまりマナーとか気を付けていなかったので、社会人として覚えていきたい。会社に貢献し、社会に貢献できるよう頑張っていきたい」と意気込んでいた。

同年代同士で協力しながらビジネスマナーを学んだ新社会人たち。

いち早く基本的なマナーを身につけ、それぞれの会社での活躍につなげることを誓っていた。

(NST新潟総合テレビ)

NST新潟総合テレビ
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