天皇皇后両陛下の長女・愛子さまが日本赤十字社に入社し、社会人としての歩みを始められた。
愛子さまは、記者からの「おめでとうございます」の言葉に満面の笑みを浮かべられた。

ネイビーのスーツに白いシャツで

1日、日本赤十字社の本社に初出勤し、社会人としての歩みを始められた愛子さま。

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── (記者)今のお気持ちと両陛下から、けさどのようなお声がけがあったか教えてください。

先ほど所長より辞令をいただき、温かいお言葉をかけていただきまして、うれしく思うと同時に、社会人としての一歩を踏み出したのだと。身の引き締まる思いがいたしました。

両親には「頑張って行ってらっしゃい」という励ましの言葉とともに送り出していただきました。これから社会人としての日々が始まりますが、早く職場になじみ、皆さんのお役に立てますよう、頑張ってまいりたいと思っております。

愛子さまは、ネイビーのスーツに白いシャツ姿という新入社員のいでたちで出勤された。
同期の新入職員とともに辞令を受け取り、社長から「心配せずに頑張ってください」と言葉をかけられたという。

その時の様子について、フジテレビ社会部・皇室担当の宮崎千歳キャップは、「新入職員が本社には8人いまして、愛子さまはそのうちの1人で、辞令を受け取る際に、“敬宮愛子”というふうに名前を呼ばれたそうなんですけれども、皇室の方たちは苗字を持っていらっしゃらないので、“敬宮”という称号を、苗字の代わりのような形で呼ばれたということになります。学習院に入学された時も、やはり“敬宮愛子”という名前で学校生活を送られてきています」と語った。

「おめでとうございます」に満面の笑み

終始にこやかな愛子さま。

きょう一番の笑顔を見せられたのは、記者から「おめでとうございます」の言葉をかけられた瞬間だった。

愛子さまは、3月20日にはかま姿で学習院大学の卒業式に出席し、その後おひとりで伊勢神宮と神武天皇陵を参拝するなど、就職に向けての準備を進められてきた。

今後は、皇族としての活動と仕事の“二刀流”を目指し、公務などのない日に常勤の嘱託職員として勤務されるという。
(「イット!」4月1日放送より)

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