宮内庁が、4月から「インスタグラム」を使って、皇室の活動に関する情報発信を始めることがわかった。公式アカウントはローマ字の「kunaicho_jp」に認証マークがついたものとなり、宮内庁がSNSを活用するのは初めて。
関係者によると、宮内庁は「インスタグラム」の公式アカウントを作り、4月1日から皇室の活動について情報発信を始めるということだ。
公式アカウントはローマ字の「kunaicho_jp」に認証マークがついたもので、4月1日から運用を開始し、フォローできるようになるという。
宮内庁では、皇室の活動を積極的に情報発信するため、2023年4月に広報室を新たに作り、民間の人材も採用してホームページの改良に取り組むと共に、SNSの活用についても検討を進めてきた。広報体制の強化に取り組む背景には、秋篠宮家の長女・小室眞子さんの結婚を巡るインターネット上の書き込みなどの「バッシング」があった。
宮内庁がSNSで情報発信を行うのは今回が初めてで、まずは天皇皇后両陛下の活動について画像を投稿し、投稿をきっかけにホームページへのアクセスに繋げたい考えで、今後、皇居の自然や伝統文化や動画の活用なども、検討していくという。
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