9年ぶりに北京で会談を行ったアメリカのトランプ大統領と中国の習近平国家主席。
初日の会談を終え、中国側は建設的な戦略的安定関係の構築で合意したと発表しました。
日本時間の14日午後7時過ぎ、人民大会堂での国賓晩さん会に出席したトランプ大統領。
あいさつでは習近平国家主席を“友人”と呼んだ上で、アメリカに招待すると明らかに。
トランプ大統領:
9月24日にホワイトハウスへ習氏と夫人をお招きできることを光栄に思い、楽しみにしている。
友好ムードの中で始まった今回の米中首脳会談。
習近平国家主席:
我々はライバルではなくパートナーとなり、高め合い、共に繁栄すべき。
トランプ大統領:
我々は問題を素早く解決してきた。これからも素晴らしい未来を築いていくだろう。
初日の会談は当初の予定を40分余り超え、2時間15分に及びました。
会談後、中国外務省は両首脳が節度ある競争のもとで安定した関係を維持する「建設的な戦略的安定関係」の構築で合意したと発表。
また、習主席が台湾問題に触れ、「対応を間違えれば米中が対立し衝突することになる」と述べたと明らかにしました。
トランプ大統領は会談後、「台湾について議論したか?」という記者の質問には答えませんでした。
一方、アメリカのホワイトハウスの発表によりますと、両首脳はイランによる事実上の封鎖が続くホルムズ海峡の開放で一致した他、イランによる核兵器の保有は許さないとの立場で合意したということです。
14日の米中首脳会談について日本政府は。
木原官房長官は「我が国に対する影響も含め、今後、情報収集を進めながら適切に対応していきたい」と述べた上で、米国との強固な信頼関係のもと、中国に対してその立場にふさわしい責任を果たすよう働きかけていくことが重要だと強調しました。