新潟市の大学で3月13日、来年春に卒業を迎える学生を対象にした合同企業説明会が開かれた。売り手市場の中、企業側はあの手この手で学生にアピールしていた。
イチゴの試食で“印象に残る企業”に
新潟市西区の新潟国際情報大学で開かれた企業説明会には69の企業と団体が参加した。

三条市の青果卸売業者は旬のイチゴの試食を用意。中には「イチゴにひかれて選んだ」と話す学生も。

企業にとっても予想以上の反響だったようで…担当者は「味わってもらうことで印象には残ってもらったかなと。こういうものを扱っていますと。興味を持ってもらって、そこから就職活動・採用活動につなげていきたいというところはある」と話した。

働き方重視の学生へ“福利厚生”をアピール
企業側がアピールしていたのは仕事の内容だけでなく…
企業担当者:
例えば、病気になったときとか2カ月くらいお休みしなきゃいけない。全部、有給休暇にできます

働き方を重視する学生が多い現状から、福利厚生についてアピールする企業も。
「福利厚生と働き方というのは、毎年聞かれる割合も増えてきているのかなと感じる。(他の企業と)共通の話題になるところだと思うので、そこの競争力に勝てないと選んでもらえない時代なのかなと思っている」

一方の学生側は「これから説明会やインターンシップに参加して、本当に自分が行きたいところという候補を見つけていけたらいい」と熱心に企業側の説明を聞いていた。
(NST新潟総合テレビ)