国内で「はしか」の感染確認が相次ぐ中、新たに東京都に住む5歳未満の男の子が感染していることがわかった。

東京都によると、都内に住む5歳未満の男の子は3月3日午後、足立区の「びっくりドンキー足立東和店」を利用し、翌日に熱と発疹などが出たことから医療機関を受診し、11日、「はしか」の感染が確認された。

男の子は2月下旬に南アジアから帰国し、現在、入院しているという。

「はしか」を巡っては、3月、都内を訪れていた大阪市に住む20代の女性の感染が確認されているが、男の子と女性の感染経路は異なるとみられている。

都内での2024年の感染は3例目。
「はしか」の感染力は極めて強く、都は疑われる症状が出た場合、必ず事前に医療機関に連絡するよう呼びかけている。