「ドラゴンボール」などで知られる漫画家の鳥山明さんが3月1日、急性硬膜下血腫のため亡くなっていたことがわかった。鳥山明さんは、人気ゲームの「ドラゴンクエスト」シリーズのキャラクターデザインも担当した。
人気のモンスターのスライムは、ドラクエの生みの親の堀井雄二さんの案で書かれたラフ画では、不定形でドロドロな見た目で、「人の顔などに張り付いて窒息死させる」というものだった。
ところが、鳥山明さんがデザインしたのは、おなじみの雨粒形に大きな目と口がついた、どこかかわいいスライムだった。
このデザイン一つで、ドラクエのモンスター=かわいくて愛嬌がある、という世界観が決まったのだという。
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