1日、アメリカ・バージニア州でアメリカ海軍の最新技術「電磁カタパルト」を使った発射実験が行われ、36トンの車が時速約240kmで発射された。
この実験は、アメリカ空母のジョン・F・ケネディの甲板で実施された。

一気に加速して発進

アメリカ・バージニア州。勢いよく飛び出した車。

この記事の画像(12枚)

川に真っすぐ飛び込み、大きな水柱を立てた。
事故か、それともカースタントだろうか。

すると、「Nice!」という音声が聞こえた。

車が飛び出していたのは、アメリカの空母「ジョン・F・ケネディ」の甲板。
実はこれ、飛行機を一気に加速して発進させる、カタパルトの発射実験だった。

これまで空母のカタパルトは、蒸気の圧力を使った物が主流だった。

時速約240kmで発射

今回の実験は、リニアモーターと同じ原理の電磁カタパルトという最新のもので行われた。

実験では、36トンもの車が時速約240kmで発射された。

車は回収され、テストを続けるために再発射されるという。
(「イット!」 3月5日放送より)

この記事に載せきれなかった画像を一覧でご覧いただけます。 ギャラリーページはこちら(12枚)