アメリカIT大手「メタ」のマーク・ザッカーバーグCEOが“極秘来日”。
目的はいったい何なのだろうか?
埼玉県の工房で刀鍛冶体験
真っ赤に燃える鉄をたたく男性。
画面右にいるのは、刀鍛冶の川崎晶平（あきひら）さん。
そして左にいるのは、フェイスブックやインスタグラムを展開するアメリカのIT大手「メタ」のマーク・ザッカーバーグCEO。
この映像は、埼玉県にある日本刀の工房「晶平鍛刀道場」で刀鍛冶体験をする様子。
ザッカーバーグ氏が行っているのは、日本刀を作り始めるにあたり、元になる鋼（はがね）を最初にひとたたきする儀式。
自身のインスタグラムに日本刀の画像を投稿したザッカーバーグCEO。
それだけではとどまらず、日本刀の試し切りでは、見事に巻きわらを一刀両断した。
この腕前に、フォロワーからは賞賛の声が。
「オーマイガー、武士の剣を作ったの? なんて素晴らしい」
「あなたは真の忍者になる道を進んでいる」
「格闘技の試合」提案のマスク氏に対抗姿勢も
そのザッカーバーグCEOは、2023年5月にはブラジリアン柔術の大会に出場し、金と銀2つのメダルを獲得。
さらに同じIT業界の億万長者、イーロン・マスク氏の旧ツイッターに対抗して、「スレッズ」を立ち上げることが話題になった際には、「格闘技による試合」を提案したマスク氏に対抗姿勢を見せるなど、武闘派の一面を持っている。
今回は、妻のプリシラ・チャンさんと来日したとみられ、先週土曜日には、東京都内で一緒に撮影した写真をアップ。
岸田首相とAI分野などで意見交わす
そして27日夕方に訪れたのが、首相官邸。
岸田首相と面会し、AI（人工知能）の分野などで意見を交わした。
マーク・ザッカーバーグCEO:
AIと未来の技術について、非常に生産的な議論ができた。
AIによるプライバシー侵害などのリスクも指摘される中、岸田首相は安全性の評価手法の検討をめぐる政府の取り組みについて、連携を求めたとみられる。
（「イット!」2月27日放送より）
