赤ちゃんの相手をする猫の動画がInstagramに投稿され、優しさであふれている様子が話題になっている。

黒猫が、乳児にしっぽを掴まれていた。強く掴まれているのでは？と乳児の手を離したところ、思ったよりもうんと優しく握っていてこちらが「ん？」となってしまった。

乳児の手を離しても黒猫が誘うように大きくブンブンと振り、乳児が喜んで掴むを繰り返すので、手を出さず見守ることにした

このようなコメントとともに投稿されたのは、1本の動画と3枚の写真。映っているのは、黒猫のティチャラくん（オス・5歳）と投稿者の息子くん（0歳）。

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投稿した飼い主で母親の「仔猫を拾ったので」さん（@konekowohirotta）によると、息子くんは、ティチャラくんの尻尾を優しく握っているだけだったそう。その後も尻尾を触って遊んでいたという。

そして、息子くんが手を離すと、ティチャラくんは尻尾をブンブン振りはじめる。動画には、左右に動く尻尾に手を伸ばしてつかもうとしている様子が映っていた。

尻尾をつかめた息子くんは、満面の笑みを浮かべてうれしそう。ティチャラくんも嫌そうな反応をせずに、尻尾を大きく左右に振って遊び相手をしていたようだ。

この投稿を見た人からは、「黒猫さんが乳児さんのことあやしてくれてるのめちゃくちゃ微笑ましいですね」「優しい世界ですね」「乳児ちゃんの振り向きざまの笑顔に心臓撃ち抜かれました…」などとコメントが寄せられ、1万7000いいねが付いている（2月13日時点）。

びっくりするくらい優しく触れていた

微笑ましいやり取りに癒やされた人も多いと思うが、いつも一緒に遊んでいるのだろうか？普段の様子を母親に聞いた。

ーーいつも尻尾で遊んでいるの？

ときどきです。ティチャラの気が向いた時で、息子がそんなに興奮していない時のタイミングが合えば、といったところだと思います。

尻尾をつかむ、耳をつかむ、体をつかむ、などは過去にもありました。息子が寝ているときなどに、ティチャラが足元で丸々となり息子が足で蹴り蹴りすることもありました。

ーー尻尾を振っていたティチャラくんの様子はどうだった？

嫌だったら鳴いたり逃げたりするので、特に気にしていない顔でした。毛も逆立っておらず、イカ耳にもなっていなければ瞳孔も散大していませんでした。

ーー息子くんの様子は？

うれしそうでした。見た目からは、ギュッと強く握りしめているように見えたので、息子の手をほどいて離したのですが、びっくりするくらい優しく触れていただけのようでスルリと離せました。

「触り心地がよいお兄さん」的な感じ

ーー“ふたり”の様子を見てどう思った？

一見微笑ましくて大丈夫そうではあるものの、息子が尻尾を強くつかみ過ぎてケガしないよう、目を離さないようにしなければと思いました。


ーー“ふたり”は仲良し？

仲良しだと思います。何となくですが、ティチャラにとって息子は「自分より弱くて小さい子」で「まだ力加減が曖昧で急なアクションを起こすので、それ前提で接すること、嫌なことをされてもパンチやかみつきで反撃せず、まずは鳴いて知らせながら逃げる」をモットーに接している感じがします。

息子にとってティチャラは「触り心地がよくて時々構ってくれる黒いお兄さん」的な感じなのかなと思います。

ーー投稿の続きはどうなった？

触っていたのは、そこそこ短い時間だと思います。息子が強くつかまないか心配で何度か離したのですが、ティチャラが大きく尻尾を振って誘うし、息子もよろこんでつかみに行くので最終的には見守るだけにしました。

さすがに、まだ0歳の赤ん坊がやることなので力加減がうまくいかない時は介入しようと思いました。

ティチャラくんが優しく尻尾で息子くんを楽しませる様子は、心温まる光景だった。これからも安全に楽しい時間を過ごしてほしい。

プライムオンライン編集部

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