地中海東部・キプロス沖で、沿岸警備隊がシリア人移民60人を保護した。
ヨーロッパを目指す移民が後を絶たないが、イタリアでは首相が「移民に苦しんでいる」とコメント。パリでは、移民規制法案に反対するデモも起きている。
移民を沿岸警備隊が保護
ヘリコプターから、当局の船へ降りていく隊員。

現場は地中海の東部、キプロス沖。小型ボートで海をさまよう移民を、沿岸警備隊が保護した。
船のデッキで何かを抱える隊員。ケーブルをつかみ、ヘリに引き上げられる。風にあおられながらも、無事に到着した。

抱かれていたのは、赤ちゃん。一刻も早く病院へ運ぶため、ヘリで輸送することに。
海を渡る移民は後を絶たず
保護された移民は、60人のシリア人だ。

海を渡ってヨーロッパを目指す移民は後を絶たず、イタリアのメローニ首相は2023年9月に、「押し寄せる移民に苦しんでいる」とコメントしている。
フランスのパリでは25日、多くの人が集結。移民に対して規制を強化する新しい法律に反対の声が上がった。
(「イット!」 1月26日放送より)
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