月面ピンポイント着陸を成功させた無人探査機「SLIM」に搭載された、小型月面ロボット「SORA-Q」。
このロボットが撮影した写真が、25日公開された。SORA-Qは、変形ロボットのノウハウを活用して設計されている。

タカラトミーも参加したSORA-Q

月面ピンポイント着陸を成功させた、無人探査機「SLIM」。

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25日に公開された、歴史的快挙を捉えた“逆立ち写真”を撮影したのは、小型月面ロボット「SORA-Q」。開発にはJAXAのほか、タカラトミーも参加した。
おもちゃメーカーが、なぜ参加したのだろうか。

6日、高知・南国市で行われたイベントで同じモデルが登場。SORA-Qは一瞬で左右に開き、カメラが飛び出した。変形ロボットのおもちゃ作りで培ったノウハウが生かされている。

SORA-Qを手に持った子どもは「自分で操作するのも難しいのに、月に行ったらこれが自分で動くと思ったら、この子は天才やなと思った」とコメントした。

火星の小型ロボが任務を終了

宇宙の小型ロボットといえば、火星で活躍した小型ロボットヘリが任務を終了した。

この小型ロボットは、薄い大気の中で動力飛行が可能なことを証明した、初めての機体だという。
(「イット!」 1月26日放送より)

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