太平洋に浮かぶ“マーシャル諸島”にある、アメリカ軍基地を大波が襲った。食堂に海水が流れ込み、数人がけがをしたという。アメリカ軍によると、基地の中にある食堂や礼拝堂、劇場などが浸水するなどの被害があったという。
マーシャル諸島で大波の被害
鮮やかな青さの海とサンゴに囲まれた島々。

通称「真珠の首飾り」と呼ばれる、太平洋に浮かぶ国“マーシャル諸島”。
ダイビングなどのマリンレジャーが楽しめる人気の観光地だ。この穏やかな海が、大波となって島を襲った。

レストランの扉を押し破り、大量に流れ込む海水。撮影者が「なんてこった!大丈夫か?」と叫んだ。水の勢いが弱まったと思ったそのとき、再び大波が襲った。

「外へ出ろ!」と叫び声が聞こえ、避難しようしたとき、今度は停電になった。数人がけがをしたということだ。
現場はミサイル防衛施設がある島
この様子を発表したのは“アメリカ軍”。実は被害があった場所は、アメリカ軍基地の食堂だった。

アメリカ軍のミサイル防衛施設がある島に、大波が襲ったのだ。
アメリカ軍によると、基地の中にある食堂や礼拝堂、劇場などが浸水。海外のメディアは、大波の原因について、温暖化で海面が上昇したことによる可能性があると伝えている。
(「イット!」 1月24日放送より)
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