能登半島地震発生から11日目。石川県によると、11日午後2時時点で県内の死者は213人、安否不明者は37人となっている。NBSの記者はFNN取材団として地震直後から7日まで現地で取材した。避難所では物資の量は十分ではなく、衛生環境や感染症対策が問題となっている。

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トイレの水はプールから…

石川県珠洲市の飯田小学校。避難所となっていて約700人が身を寄せている。(3日取材)

避難所の代表は、「食料も均一には配れなくて、何とか分け合っている」と、運営はぎりぎりの状況だと話す。

自治体には食料や生活物資は届いているが、やはり道路状況などで避難所まで届くのが遅れている。

断水も続いていて、トイレを流すときは交代でプールから水をくんで対応していた。

トイレの水はプールから
トイレの水はプールから
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コロナ、インフル感染者も…

さらに、衛生環境や感染症対策も問題となっている。

すでに各地の避難所では新型コロナやインフルエンザにかかる人も出てきている。

こちらの避難所ではアルコール消毒液やマスクも届いていないという。

長期化の様相を見せる避難生活。衛生環境の整備や感染症対策が急務となっている。

既に感染者も出始めている
既に感染者も出始めている

(長野放送)

長野放送
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