名古屋市中区の「大須スケートリンク」は、過去にも伊藤みどりさんや浅田真央さんらメダリストも輩出している。
多くのレジェンドを輩出したフィギュアスケートの聖地
「大須スケートリンク」の愛称で親しまれている名古屋市中区の「名古屋スポーツセンター」は、1年中スケートを楽しむことができる施設だ。
ここ数日は気温が下がり、去年2022年の同じ時期と比べてお客さんは約1.5倍に増えているという。

大須スケートリンクからは伊藤みどりさんをはじめ、浅田真央さんや村上佳菜子さん、そして現役では宇野昌磨選手など、錚々たる顔ぶれが羽ばたいている。

入口付近にはレジェンドたちが実際に履いていた靴やトロフィー、サインなどが飾られていて、まさに「聖地」だ。

そのレジェンドたちも出場した全日本フィギュアスケート選手権には、大須スケートリンクを拠点としている「グランプリ東海フィギュアスケーティングクラブ」所属の選手も大勢出場した。
注目の選手は山本草太選手(23)、荒木菜那選手(21)、山下真瑚選手(20)、松生理乃選手(19)。 大須スケートリンクでは、今もオリンピックを目指す後輩たちが技を磨いている。小学2年生の神納亜蘭(じんのう・あらん 7)選手は、12月の大会でクラス別で愛知県1位となった。

神納選手は今回の全日本フィギュアで「宇野昌磨選手と山本草太選手に4回転ジャンプを全部決めてほしい」と話し、得意のジャンプを披露してくれた。

Q.将来の目標は?
神納亜蘭選手:
オリンピックで優勝したいです
2年生のころからフィギュアスケートを始めた小学6年生の富樫悠也(とがし・ゆうや 11)選手。

今大会では「山本草太くんのカメレオンが楽しみ」と話し、キャメルスピンを見せてくれた。

富樫悠也選手:
オリンピックに出場したいです
大須スケートリンクは、一般客も未来のスター選手も同じリンクで滑ることができる貴重なスケート場だ。
2023年12月21日放送
(東海テレビ)