インターネット上の犯罪を取り締まる「サイバー捜査」を、大学生が挑戦しました。
パソコンやスマートフォンの画面を見つめるのは、ふだん情報技術などを学ぶ大学生たちです。
SNSに投稿された画像から、詳しい撮影場所を特定するなどの課題に黙々と取り組み、特殊詐欺の「出し子」役の供述内容と照らし合わせて、現金を引き出したATМの場所を特定しました。
参加した大学生:
「エンジニア的なことばかりやっていたんですけど、その知識がサイバー的な警察でも使えることを実感できて、幅広い選択肢があるんだなと感じられました」
参加した別の大学生:
「ドラマや映画作品とかで、デジタル機を使って捜査するのを見たことがあって、こういう警察官もいるんだなと」
愛知県警は、伝統的な聞き込みや張り込みに加えてサイバー捜査の重要性が増しているとして、今後も人材確保に力を入れる方針です。