小学生が糸電話で会話をする日本一の記録に挑戦。子どもたちは、糸電話で、関門海峡の名産品を言い合った。糸電話の糸の長さは250mで、見事成功した。

「242m62cm6mm」の記録を越えられるか

福岡県と山口県を隔てる関門海峡。子どもたちがたくさん集まっている。

関門海峡を隔て、小学生が糸電話での会話に挑む
関門海峡を隔て、小学生が糸電話での会話に挑む
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目的を聞くと、子どもたちは「いとでんわ!」と声を上げた。福岡県と山口県の小学生が、糸電話で会話しようというのだ。

関門海峡は一番狭い所でも約500m。人が歩ける海底トンネルでつながっていて、風などの心配がなく糸電話ができる。そこを舞台に、糸電話の長さ250mの日本記録に挑戦した。

これまでの日本記録は242m62cm6mmだが、果たして…。

福岡の小学生が糸電話を口を寄せて「タコ!」と言い、山口の小学生は「フグ!」と言っている。子どもたちは関門海峡の名産品を言い合った。

山口側の小学生。糸電話に耳をあてると、福岡側から「ヒマワリ」と聞こえた
山口側の小学生。糸電話に耳をあてると、福岡側から「ヒマワリ」と聞こえた

正確に伝え、正確に聞き取り、正確に返すのが成功の証しだ。関門海峡での“会話”はうまくいくのか?

担当者が「聞こえた?」と尋ねるとうなずき、福岡側へ「ヒマワリ」と返事
担当者が「聞こえた?」と尋ねるとうなずき、福岡側へ「ヒマワリ」と返事

耳にあてた糸電話から「ヒマワリ」と聞こえると、小学生は担当者の「聞こえた?」の声にうなずき、糸電話に向かって「ヒマワリ」と返事をした。

挑戦成功!
挑戦成功!

挑戦は見事成功。新たな記録“250mの糸電話”は、日本記録認定協会に申請される予定だ。
(「イット!」 12月13日放送より)

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