将棋の八大タイトルの最高峰「竜王戦」で4連勝で3連覇を果たした藤井聡太八冠。秋田・大仙市で予定されていた第6局は幻となったが、12月5、6日の2日間、大仙市を訪れ、市内の飲食店の「オープンカツ」を“勝負めし”に選んだ。

考案した洋食屋バンフィールには、藤井八冠が口にしたものと同じ味を求めて多くの人が訪れている。
“勝負めし”を求めて洋食屋へ
11日、大仙市にある洋食屋バンフィールのランチタイムで多くの人が味わっていたのは、藤井八冠が“勝負めし”に選び、実際に昼食として味わったメニュー「花火のまち大曲のオープンカツ」だ。

藤井聡太八冠は、6日のお披露目会で「さっぱりとしたチキンライスと濃厚なカツとソースの相性が抜群で、とてもおいしかった」と感想を語った。
大曲地区のソウルフード「オープンカツ」
大曲地区で愛されるメニュー「オープンカツ」にバンフィールがアレンジを加えたもので、ケチャップとウスターソースで仕上げたチキンライスに、サクサクのとんかつを乗せたボリューム満点の一品だ。

この料理を“勝負めし”に提案したのは、バンフィールの竹田貴弘さん。「同級生から『選ばれたよ』と聞いて、『うそでしょ』という感じでびっくりした。味と意図を分かってくれているなと思った」と話す。

10年ほど前から店で提供していた「オープンカツ」を、サラダやチキンライスなどと一緒に一つの皿に盛り付けたものが今回の料理。
店には、藤井八冠の“勝負めし”を味わおうと、多くの人が訪れていた。

訪れた客:
藤井聡太さんの食べたものを食べてみたいと思って来た。おいしい。藤井さんは(かつを)験担ぎで食べるというから。
人気が高まっている藤井八冠の“勝負めし”。一度味わってみてはいかがだろうか。
(秋田テレビ)