オリックスの新入団会見が行われ、ドラフト1位、上田西高校の横山聖哉選手は大リーガーの吉田正尚選手が着けていた背番号「34」を継承。「自分も目標とされる選手になりたい」と意気込みを語った。
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背番号に期待のあらわれ
11月30日、オリックスの入団会見。
「走・攻・守、三拍子そろった高校生ナンバーワン遊撃手、上田西高校から入団、横山聖哉」と紹介され、堂々と会場入り。
ユニフォームには「34」。
自身の憧れでもある大リーガー吉田正尚選手がかつて着けていた背番号を託され、期待の高さがうかがえた。
横山選手は、「すごくびっくりした、ゆくゆくは自分も目標とされる選手になりたいと思っている。“自分の像”というか“自分”をつくっていきたい」と意気込みを語った。

オリックスのショートの座を
長野県上田市出身の横山選手。身長181センチの大型ショートで、高校通算30本塁打を放つ長打力と、強肩を生かした守備が持ち味。
今年、高校生野手として唯一ドラフト1位指名を受けた。
(契約金8500円、年俸700万円※いずれも推定)
横山選手は、「将来、自分が『オリックスのショート』と言われるような選手になりたいと思っているので、成長していってその座をつかみたい」と活躍を誓った。

権田投手「真っ直ぐの強さを見て」
オリックスには長野市出身で上田西高校OBの権田琉成投手もドラフト7位で入団する。
2022年のU-23ワールドカップでは日本代表の守護神として活躍していて戦力として期待される。
権田琉成投手は、「アピールポイントの一つ、真っ直ぐの強さを見てもらいたい」と抱負を語った。

上田西高校から同時に2人のプロ野球選手が生まれる快挙。
高校の新聞委員会も会場を訪れ2人の写真を撮影した他、一緒に記念写真も撮っていた。
2人は年明けに入寮し新人合同自主トレに参加する予定だ。

(長野放送)