1月に兵庫県香美町で高校生が発見したダイオウイカの解剖が、23日、公開で行われた。解剖には大勢の人が集まり、子どもたちが真剣なまなざしでカメラを向けたり、職員に質問をしていた。

ダイオウイカを公開解剖

「せーの、はい!」という掛け声と共に、職員がブルーシートを外した。

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すると、子どもが「平べった!」と驚く。

ブルーシートから現れたのは、保存されていたダイオウイカ。全長6.4mだ。

1月、兵庫県香美町の浅瀬で高校生が発見。すぐ死んでしまったが、23日午前10時頃、公開で解剖が行われた。

地元兵庫の阪神タイガースの優勝パレード当日だが、大勢の人たちが集結した。

「ブルブルしてる」と言いながら、次々とダイオウイカに子どもたちの手が伸びる。

子どもは真剣なまなざし

解剖が始まると、真剣なまなざしでカメラを向ける子どももいた。

子どもが「心臓どれですか?」と専門家に質問すると、「これが心臓です、左手で持ってるやつ」と答えた。

専門家の説明を聞きながら、貴重な瞬間を見守る人たち。

解剖を見た感想を参加した人に聞くと、「最高ですね。一個ずつ、これは直腸とか教えてもらえるのがすごく良かった」と答えた。

今後、大学で詳しく調べられるということだ。
(「イット!」 11月24日放送より)

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