この夏来日したサッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウド選手。そのロナウド選手に面会した人物の行動が物議を醸している。
その人物とは、長崎県の大石賢吾知事（41）。
重要な会合よりも、ロナウド選手との面会を優先したともとられかねない行動が明らかになった。
知事会議欠席し試合観戦＆ロナウド選手と面会
2023年7月25日から2日間にわたり、全国の知事が一堂に会する知事会議が山梨県で開催された。
ところが、大石知事は25日、午前中に東京で国交省などを訪問したあと、山梨ではなく大阪に移動した。
大阪ではこの日、ロナウド選手が出場するサッカーの親善試合が行われ、知事は移動後に試合を生観戦していたのだ。
大石知事の“クリロナ詣で”はさらに続いた。ロナウド選手のイベントが行われた翌26日も、大石知事は知事会議が行われていた山梨ではなく、大阪に残った。知事はこの日、ロナウド選手との“面会”を果たし、長崎県のPRを求めたとしている。
一方、肝心の全国知事会議には、長崎県からは副知事が出席。47都道府県の知事のうち、欠席した知事は2人だけだった。
試合観戦は「面会した際の話題づくり」？
今回明らかになった“クリロナ詣で”について、長崎県民からは賛否の声が聞かれた。
「だめでしょうね。そんなことしたらね。どっちが大事かっていったら知事会でしょうから」
「アピールですね。できるということで、それでロナウド選手のっていうのはいいんじゃないかなとは思いますけどね」
FNNの取材に、長崎県は事実関係を認め、「サッカーの試合のチケットは知事が自腹で購入した」とコメント。そのうえで「知事会議前日のプレイベントには出席した。試合観戦は、（ロナウド選手と）面会した際の話題づくりのためだった」と説明している。
（「イット！」11月22日放送より）
