14日、宮崎市の中心部にサルが現れた。サルは、電線の上を綱渡りのように渡って移動し逃げ回った。

また、12日には、隣町の新富町にもサルが出没。現場は小学校の通学路付近だった。

市の中心部にサルが現れる

「上だ上！電柱！電柱！電柱！電柱！」と叫ぶ声が聞こえる。

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電線をかけて行くサル。14日、宮崎市の中心部に現れた。県や市の職員など、約10人が捕獲に当たった。

しかし、サルは張りめぐらされた電線の上を綱渡りのように渡って移動し、なかなか捕まえられない。

街中を逃げ回る途中、こんな場面もあった。

縄張りを荒らされたためなのだろうか、カラスが威嚇してきた。たまらずサルは、高さ4mほどの電線からジャンプした。そして、改装中のアパートに逃げ込んだ。

最初の目撃情報から約7時間後、ようやく市の職員に網で捕獲された。捕獲されたサルは、オスのニホンザルとみられ、その後、市内の林に放された。

小学校の通学路付近に出没

一方、12日には、隣町の新富町にもサルが現れた。

住宅の屋根をかけ回る3匹のサルが撮影された。この後さらに増え、7匹になったという。

サルを撮影した人は「恐怖もあった、目の前の民家だったから。（前の道路が）小学校の通学路になっている。いつも朝、子どもたちが集団登校している」と話した。

サルが現れたのは、日曜日の朝。そのため、何事も起きずに済んだという。
（「イット！」 11月15日放送より）