サッカーのヨーロッパ・チャンピオンズリーグで、久保建英選手が2つのゴールを生み出すなど活躍を見せている。
一方で、チェコの10部リーグのソコル・ウポフラビというチームがソコル・リボホバニと試合を行った時の珍事が、世界中で話題になった。
久保建英選手の凄みが増す
サッカーのヨーロッパ・チャンピオンズリーグで、久保建英選手が2つのゴールを生み出し、チームを決勝トーナメントに導いた。
ヨーロッパのクラブナンバーワンを決める戦い、チャンピオンズリーグ。
スペイン・ソシエダの久保選手は、ポルトガルのベンフィカと対戦すると、右サイドで相手選手を引きつけ、味方へパスを出した。ここから、チームの先制点が生まれた。
その後、相手選手が体を寄せてくるが、再びドリブルからチャンスメイク。ソシエダは3点を奪い、決勝トーナメント進出を決めた。
この記事の画像(9枚)世界最高峰の戦いと呼ばれるヨーロッパ・チャンピオンズリーグで、久保建英選手の凄みが増している。
久保選手のプレーがあったからこそのソシエダの得点。改めて見ていきたい。
右サイドで久保選手がボールをもらうと、相手のディフェンダー3人がマークした。ここから、久保選手はフリーになった味方の選手へ完璧なパス。
相手チームが久保選手を徹底マークしているところでも、結果を出している。
イエローカードが16枚出される
そして、もう一つチャンピオンズリーグにまつわるニュースが世界中で話題となっている。
反則をした際に、審判が選手などに提示するイエローカードだが、一度に16枚出されたというのだ。
この出来事はヨーロッパを始め、アフリカやアメリカなどでも報じられている。
一体、何があったのだろうか。
11月4日、チェコの10部リーグ。人口280人の村にあるソコル・ウポフラビというチームがソコル・リボホバニと試合を行った。
0対6とリードされていたソコル・ウポフラビが試合終盤で待望のゴールをした。このゴールは、実に5試合ぶりのゴールだったようだ。
すると歓喜のあまり、なんと選手全員がユニフォームを脱いでしまったのだ。
だが、もちろんこれはイエローカード。
選手11人に加え、控え選手もピッチでユニフォームを脱いだため、審判は背番号がわからず合計16人に同時にイエローカードを出すという珍事が起きたということだ。
そんな中、チームがFNNの取材に答えてくれた。
世界中で話題になっていることに、ソコル・ウポフラビは「点を決めた時、まるでチャンピオンズリーグで優勝したみたいな大騒ぎになった。人口280人の村が世界中に知られて素晴らしい」と驚きながらも、事態を楽しんでいる様子だった。
(「イット!」 11月9日放送より)